地球の未来を担う建築業界において、インフラのライフサイクル全体でのカーボンニュートラル、循環型社会の実現への関心は高まっており、その中でも「持続可能性」は重要なキーワードとなっております。
当社は建築鉄骨製造業のリーディングカンパニーとして、持続可能な未来を築くための取り組みに真摯に取り組んでまいりました。この度、アジアで初めてPAS 2080（持続可能な建築物の設計、施工、運用のためのフレームワーク）の認証を取得し、その成果を、自信を持ってご報告いたします。
COP28によれば、日本において2030年には温室効果ガスの排出量を、2013年度比で46％削減する必要があり、気候変動における地球環境の危機を拡大しないよう、小さな改善でも鍵を握っていると言えます。
日本だけでなく世界的に様々な環境問題が提起されているなか、特にカーボンニュートラルは国内外において喫緊の課題となっております。
当社では、世界で最も環境基準が先進的なCOP28による英国での温室効果ガスの排出量を参考事例として、2030年までの目標を2013年比で55％の排出削減を新たにKPIとして設定いたしました。
PAS 2080の認証取得は、当社が持続可能なビジネスモデルの構築に向けて進んでいることを証明する重要なマイルストーンです。このフレームワークは、建築業界における環境への負荷を最小限に抑えるためのガイドラインを提供し、エネルギー効率、廃棄物削減、地域社会への貢献など、持続可能性の向上に焦点を当てています。
当社は、この認証を取得するために多大な努力を重ねました。従業員一同、環境への配慮を徹底し、省エネルギー技術の導入、廃棄物管理の改善、再生可能エネルギーの活用など、様々な取り組みを行ってまいりました。また、サプライヤーやパートナー企業との協力も欠かせません。これらに尽力した結果、当社は認証を取得するに至りました。
今後も当社は夢をカタチにしていくため、さらなるイノベーションと改善に取り組んでまいります。
環境への負荷を最小限に抑えながら、世の中でなくてはならない高品質な製品を供給します。また、地域社会への貢献も重要な使命と考え、地域の持続可能な発展に向けた活動にも積極的に参加してまいります。
PAS 2080の認証取得は、当社のビジネスにおけるまた新たなステージの始まりです。お客様やパートナー企業と共に、より持続可能な未来を築くために、引き続き情熱を注ぎ、努力を惜しまない覚悟で取り組んでまいります。
今後も、私たちの持続可能性への取り組みにご期待ください。
